平凡に憧れる私が手違いで助けたのは不良くん。 「ちょ、なんでこっち来るんだお前!」「…逃げる!」
普通を望んだだけだった。
だけど神様は簡単には"普通"にさせてくれないらしい。
「…逃げる!」
アイツ手放したら、なんか分かんねえけど
後悔する気がすんだ。
「優しくされたいならそれ相応の顔面つけてこい!」
動き出した歯車は
誰を巻き込んでまわるのか。