「きゃぁーっ!!」
「薫様ぁぁ~~~!!!///」
「これ、受け取ってくださいっ!!」
可愛らしく着飾った女の子達は俺に可愛く包装したお菓子か何かを渡してくれた。(いや、正確には無理やり押し付けてきたんだけど…。
「相変わらずモテ男ねぇ~? 薫ちゃんっ」
そう言った俺の親友の真琴。
「お前も、人の事言えねぇだろ」
「てへっ」
「キモイ。」
もー、いーや。 こいつ置いてこ。
「ちょ、ひどぉ~ぃっ…」
もう、一番無視がひどいんだからねっ…とぶつくさぶつくさ言いながらついてくる。
今日もめんどくさい仕事がまってるんだろーな。
「薫ちゃん薫ちゃんっ。いつにもまして不機嫌?俺構ってくれなきゃ寂しいよー!!(涙」
無視。
「え、ひどく無いっ!?」
はぁ…___
俺はため息をついた。