高校生の恋の短編集。淡くて今にも消えそうな危うさで。手が届きそうで届かない。切なくても涙は出ない。笑っていても考える君のこと。
サイダーのように甘くて、
シュワシュワと消えていってしまいそう。
僕には勿体なくて、
でも手に入れたくて、
もどかしい。
いつか、次の恋をするのだろうか?
そんなことも考えずに。