■…俺の想い人は美人委員長が好きなレズビアンでした。恋愛対象にすら入ってない状況で奮闘する俺、高岡誠也の物語。■純愛/片思い/レズ/高校生/男主
「星、好きなんだぁ」
そう言ってふんわりと笑った君の瞳は、ちっぽけな俺の世界の中で何よりも輝いて見えて。
彼女のキラキラとした横顔を見つめていると、さっきまで興味もなかった人工的な星の光が優しく暖かい光に変わった気がしたんだ。
「俺、宮本 明日香って子好きなんだ」
名前を呼ぶだけでじん…と心があったまるような気持ちに名前をつけるなら、俺の答えはきっと正解。
そう確信した夏のある日