「好きなんかじゃないよっ…」
ーー最後の最後まで「すき」の二文字が言えなかった。
だいすきだったから。
大切な人だったから。
手放さければいけないと思ったーー。
*
・
ねぇ、君の不器用な愛
私の心には真っ直ぐ届いたよ。
もっと一緒にいたかった。
もっと一緒に笑い合いたかった。
たくさんの「もっと」が邪魔をするけれど
君に出会えてほんとうによかった。
ねぇ、私の愛はどれだけ君の心に届いたかな。
「ありがとう」
ありきたりな言葉だけど、君に贈る
私なりの最大級の愛でしたーー。