ただ、恋愛、と言うには悲しすぎて。でも、恋愛、としか言えなかった。わたしと竜也の恋だった。
愛している
愛している……!
狂おしいほどに
竜也(たつや)は、そう言ってわたしを抱きしめた。
わたしも
わたしも……!
いつまでも
あなたと一緒にいたかった。
切なくて
心が張り裂けそうだった
ただ、恋愛、と言うには悲しすぎて。
でも、恋愛、としか言えなかった。
わたしと竜也の恋だった。