大切なひとに、忘れられた時、

私たちの想い出たちは、

どこにゆくのでしょう。






男女の友情ほど


脆いものなんて、ない。






そんな、わかりきったこと。


それでも、失いたくなかった。










ただ、ひたすらに、



あなたが、すき、なの。








それは


友情なのか、


否、恋心、なのか。









ほんの、少しの衝撃で


揺れる。


割れる。


壊れる。





わたしたち、はどこへ行くのか。




――想い出の、行方――