小鳥遊 灯彩

透き通るような明治ロマンス
主人公の二人がとてもとても純粋で、透き通った綺麗な水に触れているような物語でした。

主人公が恋をする男性は、女の子なら誰でも憧れる王子様のような好青年で、私自身もとても魅力的だと感じました。

引っ付きそうでなかなか引っ付かない関係が少しもどかしくもあり、読んでいて楽しくもあり、当時の日本人らしい奥ゆかしさを感じます。

彼が「夏葉」と初めて呼び捨てにしたシーンでは、年甲斐もなくキュンキュンしてしまいました(笑)

綺麗で安心感のあるピュアラブストーリーでした。

ありがとうござます^^