目を覚ますと、見えたのは天井。あれ…?私…誰だっけ?全ての記憶が亡くなっていた。
あの日。終わるはずだった。
全て、消え去るはずだった。
でも、消えてしまったのは、
私の中の一部だけ。
なにも知らない私は。
また、恋をしてしまった。
二度と逃げられないような甘い恋に。