『年下なんてありえない。 恋をするなら年上。』そう思っていた夏菜だったが ある日年下の荒川くんに恋をする。変に奥手な夏菜はいつも荒川くんに話しかけられなくて…?

男なんか もう 大嫌いだ。


全部外見なんかで決めて。


好みじゃなかったら 振られる。


…一目惚れの多い私がいけないのかな。


これまで私は 一目惚れしかしてこなかった。

話す勇気もなくて いつも遠くから見つめる。


年上の人がいつも恋愛対象。

年下なんてありえない。


卒業するのは相手がいつも先。

卒業式の日に焦って 告白をする。


振られる。


落ち込む。


変に奥手な私は いつも損をしていた。



…そんな私が まさか 年下に恋をするなんて。