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「日記」から読み取れるもの日々の記録を飾らない文体で綴っている、日記のような作品です。表紙のラベルにある表現も当然含まれていますが、日常の中からそういう部分ばかりを切り取っているのではなく、「日記」らしく日常の出来事を全てありのままに書いている印象を受けました。好きなアーティストや有名人が紹介されているページがありましたが、同じ人が好きなら自然に共感できるのではないでしょうか。個人的ですが、私は195ページや604ページのイラストの話にとても共感しました。感情の起伏までもリアルタイムに感じさせる文章の書き方には作者様が「生きている」ということを強く感じ、そして「斎愁、生きる。」というタイトルに未来志向を少し感じました。表紙のラベルを確認し、「読める」と思ったら読んでみて下さい。