Iris(アイリス )
昔、美しくて可憐なイリスという侍女がいました。
太陽の神ゼウスの妻であるヘラに、イリスは可愛いがられていました。
ところが、ゼウスはイリスを見初めてしまったのです。
何度もゼウスに求愛されましたが、その度、イリスは断りました。
イリスは、ヘラに
「どこか遠くへ行かせて欲しい」
と相談しました。
ヘラはそれを聞き入れました。
ヘラはイリスに七色に輝く首飾りを与え、神の酒を3滴頭にふりかけ、大空を渡る虹の女神に変えたのです。
そのとき、ふりかけた酒のしずくが地上に落ちました。
そこには鮮やかなアイリスの花が咲きました。
ギリシャ神話
信じるものの幸福
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