あの日から始まった、AM8時9分に君からの電話。不器用な優しさに、私はちゃんと気づけてる?自信ないなぁ、なんて。
私の大好きな物語に出てくる女の子は言うの。
「なんてことないわ」って。
家がなくなっても、大好きな人が、大切な人が、自分の前からいなくなっても。
そんな強いあの子に、私はなりたかったの。
……まだ、間に合うと思う?