私には幼馴染がいる。
いや、
私達3人は喧嘩しながらもまた仲を戻したり、また喧嘩したり…の繰り返しで、大人になっても変わらないと思っていた。
そんな日常が一変したあの日
幼馴染Aが連れて来たあの女はか弱く守られていないと壊れてしまうほど繊細な女の子。
がさつで可愛くない私とは正反対。
あの日以来あいつらの私をみる目がガラリと変わった。
“可愛げがない”
“女と思えない”
刃となった言葉が私を襲った。
頭のよくない私でも咄嗟に理解し、そしてちょっと絶望した。
なら、私が変わっても文句は言わないよね