浦沢チルハ

にわかコレクターの心に響きました。
作品を読むにつれ、捨てようかと思っていたぬいぐるみを大事に抱えて読み続けました。引越しであらゆる物を捨てた私。そして、今集めているコレクションが彼らと出会わない様に保管と言う形の監禁を決めました。もしかしたら私のコレクション達(リカちゃん)は家財道具をしょって、台所の窓から出て行っている最中かも知れないと思ったら、実家で暢気にレビューなんか書いてる場合じゃないと思いました(笑)モノが溢れた今の時代だから書けるこの作品。皮肉なもんですね。日本人はいつから物を大切にする心までをも捨ててしまったんですかねぇ…。