「ねぇ、拾ってよ」そう言って、私の腕をがしりと掴んだのは__…猫耳男⁉︎でも、なんでだろう、その瞳に惹きこまれてしまう___
「にゃあ」
がしり、服の裾を掴んだのは可愛い子猫
…………ではなく
「ねえ、拾ってよ」
「……はい⁉︎」
そこにいたのは、猫耳男でした。
な、なんですってーーーーーー⁉︎
大の猫好きズボラ天然系女子と謎の多い猫系美青年の突然始まった不思議な関係。
そこに、大家さんや学校の王子も加わって、複雑に絡み合う、ちょっぴりほろ苦くて、とびっきり甘ーい恋のお話。