わたしは、恋に落ちてしまった。
ごくごく平凡な‥いや、少しだけ変わっている主人公・璃子が歌声に引き寄せられ恋に落ちるのは、軽音部の加瀬くん。

その加瀬くんに誘われて、ドラムをはじめることになった璃子。そしてひときわ目立つ美男子・遊佐くんと3人でバンドを組むことに──

まさにきらめく王道・青春ラブストーリー。

この作品を読み返すのは、もう4度目になりました。それなのに毎回目が離せないのはどうしてでしょうか。

学生生活には懐かしさを、片想いのもどかしさを、そしてバンドの描写には興奮をおぼえます。

ページをめくるたびに、切なくも甘い、作者さま独特の心地の良い空間へといざなわれてしまう。まさに何度でも読みたくなる作品です。

ぜひたくさんの人に読んでもらいたい、自信をもってお勧めできるシリーズです。