NAO
そしてまた恋をする
大好きだったシリーズの最終章。
シリーズ序盤のみんなが高校生だった時からのポップでロックでパステルカラーとビビッドカラーが混じり合ったような世界観が始終保たれたまま、ラストを迎えたのは圧巻。
ラストシーンは、これからも璃子は遊佐くんを大好きで、何度でも恋に堕ち続ける未来に繋がるものだと思いました。
そして遊佐くんも何度でも璃子を魅了し続けるのでしょう。
このシリーズ、毎回主人公カップルに試練が訪れるのですが、年齢を重ねるごとに試練を乗り越える二人の成長がみられます。
それがまた、リアルでよい。
素直になれない十代。
正直に生きたいとがんばるけれど伝わらない二十代。
魅力的なキャラクター達を身近に感じてしまい、気づけば物語の虜になってしまう理由はそんなところにもあるかもしれません。
おすすめです!