NOEL

練り込まれたアクション
王道とも言える、革命と政府のバトルもの。

それだけで、アクションが好きな人は楽しめるのではないでしょうか?


私自信、アクションは好きな方なので、転々と変わって行く場面に心踊らせながら読みました。


けれど、残念なのは、主人公が定まっていないところ。

恭兵が主人公かと思いきや、その他のキャラにスポットが当たりすぎ、誰を軸にストーリーを見て良いのか、わかりませんでした。

あと場面展開はもう少し丁寧に書いた方が分かりやすいでしょう。


また、場景描写やキャラの容姿について、もっと説明した方が、よりリアリティが増し、ストーリーに引き込まれるかと思います。



ただ、設定に関しては、とても練り込められている。

登場人物が多いと称される方もいるかと思いますが、それは全て、ストーリーが練り込まれて、考え抜かれているからだと思っています。

その創作意欲は、同じ字書きとして、尊敬に値します!


シリーズ通して、まだまだ沢山のストーリーがあるようなので、ぜひとも続きを読んでみたい作品でした。

今後の執筆活動頑張ってください。