(……ああ、そうか。そういうことか)
そこで、ようやく気が付いた。
耳の奥でずっと鳴っているのは警鐘だ。
これ以上は、多分聞かない方がいいと、
本能がそう言っているのだ。
他でもない自分を、守るために。
「……っ、だって……」
「っ、だって! 旦那様がお好きなのは
タチバナさんではないですか!!」
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・事件等は全て架空のものです。
<ご挨拶>
数多くある作品の中から見つけていただきありがとうございます。
作者の作品は全て、マイペースに自己満足で執筆したものになります。誹謗中傷はお止めください。
読んでくださったどなたかの心に、少しでも何かが残りますように。
たくさんの幸せと感謝を。そして、元気と勇気が届けられますように。
未熟者ではありますが、温かく見守っていただければ幸いです。
2024.11.01 ~