匿名某気

怖さの中にも
切なさがある…。
この小説は少し悲しい…。確かに怖い、ホラーのお話ではあるんですが、記憶をなくしてしまった主人公・紅美さん、そして…
思い出させるために繰り返し現れる花織さん。


怪談話を続ける他の友達のやりとりも…実は…。



読んでいるうち怖さの中に切なさを感じました。
彼女たちが本当に開放されるときはいつ来るのでしょうか…。