桜葉マミ

利己的な愛と利他的な愛
学生時代から付き合っている彼も、昔は利他的な愛で璃子さんのことを包んでくれていたのかもしれません。付き合いが長くなり社会に揉まれてストレスが溜まり、璃子さんの事がストレス発散の場になってしまったので、暴力という行為に走ったのかなと思いました。
一方桜次郎は大切な家族を亡くし世界を見て、何も失いたくないという思いが利他的な愛に表れて、璃子さんへの接し方や愛に表れたのだと思います。

璃子さんと桜次郎の最後の決断が真実の愛を生んだのでしょうね。2人の続きが気になりますが・・・。幸せになったのだろうなと、想像出来る作品だと思いました。