いちとせ桜

さくさく
短編集ということもありさくさくと読み進めることが出来ました。どの内容もお題サイトさまから引用した言葉をもとに作ったお話で。私も一度同じことに挑戦したんですが、台詞や物語の中に入れることは意外と難しく、諦めてしまいました。なのでさくさくと短編集を作り上げてしまうカイさんを尊敬します。

《期限付きの恋でいい。》
では、最後のバッドエンド、個人的に好きです。でも心情描写が所々少し足りないかな?なんて感じたところがありました。(例えば彼女に挨拶したシーンなど)

《光と影の交錯》
ではハッピーエンドで良かったです。私も彼女同様よく友人が亡くなってしまう夢を見るんです。悲しいです。起きたら涙です(苦笑)気になった所は、「その姿が視野に入って数10分~…」だけでは死に直面した場面があまりにも軽薄に感じました。その数10分の体の硬直した様子や自分の狼狽した様子をかいたらもっと素敵な作品になるんじゃないでしょうか。


祖母との物語にも読み入ってしまいました!私も両親がいなく祖母と暮らしているので…祖母の大切さを改めて実感した小説でした!