普通に仲が良かった幼馴染の紗代と学。
とある出来事から紗代は学を意識するも、その出来事から学との距離感が出来る。
そんな紗代の片想いストーリー。



ずっと一緒なのに

ずっと遠く感じる今日この頃。




物腰柔らかな彼がゆったり、と

色っぽく笑んで口を開く。



『おめぇは本当、可愛げねえな。』




─…ふわり、複数の移り香に思わず顔が歪む。



『あんたにだけだから安心して。』



仲良しだった幼馴染が気付けば


あまり口もきかない仲となった。




もし、


あの時、


ああしていたら…?



いつも後悔は先に立たず。



※この作品はフィクションであり出てくる名前や自治体など全て架空のものです。