⚠無理矢理な性描写注意。ある日、駅の階段で蹲っていた不良、恭介を心配し声をかけた事で真琴の平凡な日常は狂っていった。大好きな双子の兄、拓真に心配をかけまいと苦しい日々を一人耐え抜く決意をするが――。

心配しただけだった。



駅の階段の隅で蹲っていたから


大丈夫かなって心配した。


ただそれだけ。



それだけで、私の日常は れていった。



◆ ◆ ◆


ちょうど退屈してた時に

真琴っていう玩具が手に入ったんだ

遊ばない手はないっしょ

傍若無人な気まぐれヤンキー

樋口恭介



×


私、恭介が何考えてるのか

全然わかんないよ……

流され体質な地味子

新橋真琴



×


あいつを泣かせるなとは言わない

ただあいつを裏切ったら……

俺はお前をしてやる

苦労性なたった一人の双子兄

新橋拓真




◆ ◆ ◆



そ れ は 狂 っ た 恋 心



2012.03.07~


だからね、私たち永遠なんだよ


表紙:鴨ねぎ先生