どうやら私、名雲加澄、生前愛してやまなかったBLゲームの世界に転生していたようです。神様ありがとうと感謝しながら、遠目でリアルBLを拝むはずが―――
「おい、さっさと仕事済ませろ。遅い」
横暴で強引な生徒会長。
「喋っている暇があるなら手を動かしたらどうですか」
クールで辛辣な副会長。
「あまり無理しないでね。はい、お茶」
優しいけど怒ると怖い副会長。
「ねえ、ちょっとだけ仕事サボって気分転換する?」
軟派でどこか読めない副会長。
「そこミスってる。ほんとどんくせぇな」
口が悪いけど本当は優しい書記。
―――どうしてゲームでは攻略キャラのはずだった彼らと、主人公そっちのけで私が仕事してるんだ!?
(story of summer)
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※注意
この作品は「よくある転生モノ+腐女子+逆ハー」という好きなものを詰め込んだ結果、n番煎じなんだかどうなんだかよく分からない出来になってます。主人公が腐女子+オタクなので言動にBL・オタク的表現が出てきます。恋愛要素はNLのみです。