真紗美

幸せは平等
2人で乗る観覧車
憧れていた彼からの告白

幸せな日々の中
彼はアメリカへと旅立つ
『待っていて欲しい』その言葉を信じて待っていたけど……

信じて待つのは正解か?
離れて過ごすのは寂しくて、どうしても人恋しくて……

彼女の指には指輪が光る
けれど『幸せ』と問われて涙も光る

人は1人じゃ生きられません
誰もが
寂しくて人恋しくて
ずるくて後悔ばかりして

そんな思いの
彼と彼女が再会し
彼女の夫と含めて急展開

もう後悔はしないでほしい

読みながら本当にそう思いました。
そして
ゆっくり回る観覧車のように
一周した後
また戻り、最初からやり直して欲しい

大人になると
この最初からがなかなか難しい

もどかしく
優しい
2人の愛を感じる作品でした。

ありがとうございます。