百瀬ねこ
不思議くん
ボキャブラリーの少なさや句読点の使い方が気になりますが、これはこれで独特な雰囲気が出ていて良いかもしれません。
しかし、色々と謎があります。
「詩季は波音ちゃんが入学した時からベタ惚れ」と書いてありましたが、それなら何故、学園祭の時「はじめまして」と言ったのでしょう?
バレンタインから卒業まで告白の返事を伸ばしたのでしょう?
彼になって考えてみると、変ではないですか?
本当に前からベタ惚れだったのでしょうか……
それとも、とぼけたり、焦らしたりする理由が何かあったのでしょうか?
あるなら書かないと納得出来ません。
あと「二人で花火を見る事を実行する」とありましたが、それはどうなったのでしょう?
見たのでしょうか?
それと、どうしてハノンではなくナミネと呼んでいたのでしょう?
意図が読めません。
不思議ちゃんが不思議くんに恋をする話を書きたかったのであれば何も言えませんが……
中学生の恋愛らしいチープさが表現されていたのは良かったと思います。
書評依頼ありがとうございました。