魔法のガラス玉

作者リトル・キィ

どこにでもいるような19歳の佐崎希空。

毎日つまらない日常を送っていたが、
1人のある女性に出会い、希空の人生が大きく変わって行く。

私の名前は佐崎希空(ささき のあ) 19歳

腰まである黒髪、大きな瞳に整った顔立ち。

だからと言って美人でも無く、ブサイクでもない。

身長はちょっと小さめ150cm。

でもスタイルには自信がある。


そんな私の仕事はネイルサロンの店員さん。

細い指先の爪にはキレイにネイルがしてある。

カウンターに座りなんの変わり映えの無い毎日を送っている。


「はぁ~、いい出会い落ちてないかなぁ~」

カウンターに座り口癖の様に呟いた。

「また、希空の口癖が始まった!」

少し呆れ顔の紗季(さき)。

彼女はわたしの10年来の親友。

私とは違い身長は166cmで茶髪のセミロング。

思ったことはなんでも口に出すサバサバしてる紗季。

わたしには頼れるお姉さんって感じ♡