名前がコンプレックスだった向日葵。それを救ってくれたのは同じ小学生だった涼太くん。小学生からの一目惚れ。純粋で全力な高校生の物語。
「今年も咲いてる。」
大好きな大好きな向日葵畑。
「おい!いくぞ向日葵!」
「うん!」
向日葵は夏になるといつもあたし達を見ている。
伸び伸びと輝きながら……
たくさんの思いを乗せて見守っている。