小鳥遊 灯彩

中学生の等身大青春ストーリー
まず思ったのが、主人公のあだ名のネーミングセンスには驚かされました。

相楽麻子で“ガラコ”は個人的にとても素敵だと思いました。
作者様のセンスの良さを感じさせられます。


阿里沙君が麻子ちゃんに告白するシーンにはドキドキさせられちゃいます。
ドキドキさせられたのが読み手だけで、当の本人は全く聞いていない事実に、「勿体無い!!」と思わず叫んでしまいそうになります(笑)


主人公の感情表現がとても豊かで( )で気持ちを表現するところは、携帯小説らしさが非常に出ており、それを主な読み物にされている方々には読みやすい作品だと思います。


個人的にハナモグちゃんが好きです^^
面白いだけでなく、腐女子など特徴的なキャラクターで印象に残りやすいのが魅力的でした。


中学校が舞台ということで、若者らしいテンポの良さと温かさがあって、自分の学生時代を思い出したりして懐かしくなりました。


相思相愛な阿里沙君と麻子ちゃんがこれからどんな物語を紡いでいくのか楽しみです。


これからも頑張ってください。