"私、先輩の音大好きです!"
君は俺に無邪気な笑みを浮かべて言った。
"先輩、私じゃ先輩の寂しさを
埋められないですか?"
君に似たあの子は涙を耐えて
俺に切ない笑みを浮かべてそう言う。
君を忘れられない俺に
あの子の側にいることが許されますか?
あの子の側にいる俺を
君は許してくれますか?