心が動かされます。
登場人物、どの人を取ってみても、その悩みや思いの強さ、ちょっと直視できないような影の部分まで、わかると思えることがたくさんでした。
実際に、こういう自分でも見たくない感情ってありますものね。

相手を一途に思う、そういう純粋さとはまた違った、ありのままの心が感じるままが隠さず語られている、そんな純粋さを感じました。
誰の気持ちを考えても、出口の見えない感覚でしたが、何かをきっかけにふと物事が動くことがあります。
今回で言えば、それが鮎川くんが自分の気持ちに気付いてそれを周囲にきちんと伝えたことかな、と思いました。

登場人物の気持ちが身近に感じられる、素敵なお話でした。
ももしろさん、ありがとうございました。