君の世界は酷く脆くて、儚かった。
読みやすい文章ですね。会話の部分と字
の文のバランス、行間も丁度良いです。

それぞれのキャラクターが立っていて、
テンポよく話が進んでいます。

ですが、気になる点もいくつかありまし
た。

まず、登場人物の名前が読みにくいのに
もかかわらずフリガナが振られていない
んですね。自己紹介のところででも入れ
た方がよいと思います。

次に、伏線があるのは良いのですが、そ
れが乱立しているような印象を受けまし
た。それとわかるか微妙なくらいの伏線
ならいくつあっても構いませんが、わか
りやすい伏線がいくつもあると混乱しま
す。少しおいて少し解き、また少しおく
くらいが良いかと。

最後に、サイドが何回か変わりますが、
変わるときの表記が定まっていません。
「side～」と書くのはそもそもおすすめ
しませんが、書くなら書く、書かないな
ら書かないで統一したほうがよいように
思います。書かない場合は、なんらか線
などを入れて区切りをつくることをおす
すめします。

今後の展開に期待を持って、続きも読ま
せていただきます。