居留地に吹く風

作者ツノブエ

「急なお話だけど…金曜日の夜私と過ごして下さらない…?」美佐は改まった表情で言った。神戸居留地ビル街で繰り広げられる淡い恋。しかし、そこには彼女の計算が…。

彼女が入社した時から気になる存在だった。

ある出来事で二人の関係は急接近、そしてついに越えてはならない一線を…。

しかし、そこには彼女の計算が隠されていた。


神戸居留地のビル街を舞台に中年サラリーマンの儚い恋物語。