「ドロッドロに愛してやる」意地悪な瞳と、優しく頭を撫でる大きな手。「もう離してやんねえ。」ああ、愛しい人。
「もしかして、死ぬ気?」
夢も希望も愛も、なにもかも失った。
そんな私の前に現れた人。
「どうせ死ぬなら、俺についてくれば?」
不敵に微笑んだその瞳の奥には、
「ドロッドロに愛してやる。」
助けを求めた私がいた。
霧島 百華 (19)
唯一の母親を失った天涯孤独の美少女
×
須藤 佑夜 (23)
優しく少女の頭を撫でるイケメン
「もも、こっちに来い。」
「ゆう、ぎゅってして?」
甘い、甘い、2人の物語。