キール ~最高のめぐり逢い~

作者雅愛薇

匠とレオの披露目の場で女同士のバトルが始まった。 カシスソーダの続編になります。




「貴女が……

匠さんに相応しい…と?」






いかにもプライドが高そうな女が

勝ち誇った顔でそう言った。






「この世界を知らない女は

必ず足手まといになる…。」






わかってる…

そんなの分かってるけど…






「レオ。」






でも…






貴方に名前を呼ばれるだけで

私は狂喜に満ちていく。