「陽奈ちゃん、おいで。」
甘い甘い貴方の言葉に
私は今日も酔いしれるの、
「樹さん、好きです。」
「んー?俺も陽奈ちゃん好きだよ。」
嘘つきな彼。
私を好きじゃないことも
彼女が居ることも分かってる。
それでも彼から離れられない
彼の甘い香水の香りからは
逃げられない。