アトム

また、夏がやってくる。
夏休み、補習の帰り道、莉乃は永野に三本目のアイスを奢る。
またこの季節がやってきた。彼と歩く暑い季節が――



驚きました。

と同時に、切なさに胸を締め付けられました。

横にいる永野を受け入れながらも葛藤し続けている莉乃を思うとやるせません…!


短いお話ですが、読み終わっても読者がこの世界を広げられるように作られていて、読み応えたっぷりです。


莉乃にとってどちらがいいのか分かりませんが、私は彼に来年も現れてほしいです。


素敵な作品をありがとうございました*