絶賛神に見放され中の私が出会ったのは、イケメンで美しくて、美少年なのになぜか女装家の男だった。「お、オカマ……?」「いやオカマじゃねえわ男だわ」
まったく私はいっつも運がない。
満員電車では足を踏まれるし、
お気に入りのサンダルは踏まれ、
ピアスも落とす。
おまけにデートの最中に彼氏には振られてさ。
そんな絶賛神に見放され中の私が出会ったのは
綺麗な女であり綺麗な男でもあった。
「お、オカマ……?」
「いやオカマじゃねえわ男だわ」
女装家男子と運がない女子のラブストーリー