白い龍の恋した紅い龍

作者瑚空

過去に囚われたままの千明

恩人をなくした悠斗

二人は出会ってしまった
「俺がお前を守るから・・」

まだ何も知らなかった私を


守ってくれた彼は


突然私の前からいなくなった。


だから私は守られるのが嫌いになった。


なのにあの人は

私に「守ってやる」と言った


銀色の髪をしたとっても不器用だけど

とっても優しい人・・・。


貴方は知らないと思うけど


私はあなたに


――――救われました