永翔
ちっちゃい総長さん
全体的にテンポがよく、飽きることなく読み進めることができました。
キャラもみんな個性的で、私は特に薫くんが好きです。
しゃべり方が可愛くて、ぶりッ子過ぎず、男の子が使っていても違和感がないような程よい口調で喋る薫くんはみんなに可愛がれるタイプだなーと感じました。
笑いだけでなく、キャラの過去などのシリアスな部分もあってよかったと思います。
気になった部分をあげるとすると、作品中で語り手が変わるところがいくつかあったのですが、誰の語りなのかわかりづらかったです。
しかし、会話の中から誰が語り手なのか判断することができたので、読み進めるのにあまり支障はなかったのです。
暴走族系の小説では珍しい、総長が小さくて、女の子みたいに可愛いという設定が魅力的でした。
とてもオススメの小説です。