作成中の小説の短編版を先に公開。
(更新中)http://ameblo.jp/skycatbook
何もなくて、からっぽ だった。
毎日が孤独で、さみしくて、いつ死んでもいいと思っていた。
なんとなく、生きていることに苦しさを感じた。
何なのかもわからない「何か」を埋めようとしていた。
美空(みく) 21歳、大学生。
すべては義務だった。
不機嫌な妻の面倒も、家事も仕事も、子どもの世話も。
やらなければいけないことが増えるほど、空虚な生活に感じた。
からっぽな人生だと思った。
毎日が地獄で、もう死にたいと思っていた。
蒼空(そら) 30歳、歯科技工士。
接点なんて何もなかった2人の出会いはSNS。
曇った心は、まるで必然であったかのように澄んで。
空が繋がったんだ。
※ 実話をもとに作成しています。一部フィクションです。