華月

定型の中の神秘
この詩集を読んで、定型詩の魅力というものを知りました。

キッチリとした四角い箱に納められた言葉たち。

その言葉は、読むことにより枠から溢れ出し、広がり、胸に響いてきます。

個人的な感想になるかもしれませんが、言葉使いや詩の流れに、どこか懐かしい気持ちや、懐かしい景色などを思い起こすことが出来ました。

深層心理に訴えかけるような、奥行きのある魅力的な詩集だと思います。