私より辛い思いしている人はたくさんいる。
その人達は私よりもっと辛い思いをしている。
そう思い込んで…自分に言い聞かせて…いつも乗り越えてきた。
人にかわいそうねとか、辛いねと言われたり、大丈夫?って心配されると、強がって、自分の気持ち隠して、無理に笑ってた。
そうゆうクセがついてしまった。
そして1人になると…泣いた。
いつも泣くのは決まって丘の上の街全体が見えるところ。
そこから街を見下ろすと…
(私だけじゃない。こんなこと…何でもない。
この街の中に私よりもっと辛い人はいるから…。)
って思えて…そうやって言い聞かせて自分を守っていた。
今の自分を守るだけで…幸せを探そうなんて…思わなかった…。
あの時までは…。