空っぽな心に花束を

作者

日々を平凡に過ごす中で、何かを探し続ける大学生の秋山結花。
そんな彼女が辿り着いたのは、とある花屋。店名を、『ダンデライオン』。

「ダンデライオン」



「いらっしゃい」



「あの、花ってどういう時に買うものですか?」



「それを知りたいなら、ここで働くといいよ」