彼女の願いは、とても小さなものでした。そんな小さな願いさえ、僕たちは叶えられなかった。言いたい、でも…言いたくない。別れのコトバ「ありがとう」
満開の桜の下に行きたいな
彼女が言葉にする願いは
デートしたいな
いつだって小さな願い。
でも俺はそんな小さな願いさえ
でもやっぱり、
亮とずっと一緒にいたいな
叶えてやる力がなかったんだ──