聖凪砂

きれいな世界観
高校生のリアルな恋心とそれぞれの複雑な事情。
一直線に前に進むのではなく、悩みながら自分にブレーキをかけつつも、一生懸命に生きる波流。
最後の最後まで切ない展開の連続で、家族の問題に一つのけじめがついたのだから、そこからうまくいくのだと思っていたら、そう簡単にはいかないところが現実的で、すごく切なく悲しくなってしまいました。
どうか波流が幸せになってくれることを祈ります。