私は絶対に、少女漫画の主人公にはなれないはずだった。現実主義者な千香と能天気バカな一成のラブストーリー。





漫画で例えるなら、私は絶対に脇役だ。




冷静沈着。


現実主義者。



よく他人にいわれる私の代名詞。




「千香のことが、好きだよ」



こういうことだって、無縁のはずだった。




だって私は、絶対に少女漫画のヒロインにはなれないはずだったのだから。





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本作は『そんな二人の恋模様』にでてくる千香のお話です。


『そんな二人の恋模様』を見なくても、話はわかるように設定していますが、若干のネタバレも含みます。


それをご理解の上、読んでくださるとうれしいです。



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