彼とあたしとユーレイと。

作者美優雛〜muse~

4年間付き合っていた彼に振られた日、
あたしが出会ったのは、ユーレイでした。

「慰めてやろうか?」





4年間付き合っていた彼に振られた日、







あたしが出会ったのは、ユーレイでした。







「傍にいろ。契約破棄したら末代まで祟んぞ☆」


身勝手で、俺様で、





「泣いていい。気が済むまでいてやるよ」


ほんの少し優しくて、





「俺は誰にも……必要とされてなかった」


時々、哀しい表情をして。






ずっと彼が大好きだったのに、


だんだんそんなユーレイのアイツに惹かれていって。







ユーレイに恋なんて、許されるの?





この苦しい気持ちの、答えは何なの?
















片想いとさよならと、愛と涙が交差するーーーー。